【宿泊記】ダブルツリーby ヒルトン首里城のブログレビュー！ 朝食・ラウンジ・ダイヤモンド特典紹介

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城は、世界遺産の首里城に一番近いホテルです。

那覇空港から車で約30分、那覇インターチェンジから車で約10分とアクセスもよく、那覇市内の観光の拠点としてもすすめられていますが、正直場所はかなり微妙です。

車がなければかなり不便な場所にあるので、レンタカーを借りない場合や、首里城が目的でない場合はおすすめできません。

ダブルツリーなのでエグゼクティブラウンジはありませんが、ダイヤモンド特典として美味しい朝食やウェルカムギフト、レストランでいただけるウェルカムドリンクの特典があり大変お得に滞在できました。

立地のせいで、かなり評価の分かれるホテルになりますので、十分口コミなどを読んでから滞在されることをおすすめします。

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城の宿泊レビュー

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城は、ホテル日航那覇グランドキャッスルをリブランドし、2016年7月1日に開業しました。

沖縄県内では「ダブルツリーbyヒルトン那覇」、「ヒルトン沖縄北谷リゾート」に次ぐ3番目のヒルトンブランドのホテルです。

総客室数は全333室で、ツインプレミアムデラックスルームは2022年夏にリニューアルされました。

首里城に近いことで、これまではそれなりに価値のあるホテルだったと思いますが、ご存じの通り、2019年に火災で首里城正殿が燃えてしまいました。

今も、首里城の観光自体は問題なくできるのですが、やはり見ごたえがなくなってしまっています。

周りには日本の道100選にも選ばれた500年の歴史ある金城石畳道など、散策するにはちょうどいい道が沢山あり、僕はとても好きな雰囲気なのですが、なにせ坂が多いです。

特にホテル前の道は急勾配なので、夏場特に歩くのがきついでしょう。

首里城がマストでなければ、旭橋駅が目の前にある「ダブルツリー by ヒルトン那覇」に泊まって、その後にレンタカーを借りた方が効率的ですし、1日分のレンタカー代を節約できます。

ダブルツリー by ヒルトン那覇から、那覇の観光スポット国際通りまでは歩いて10分ですが、那覇首里からは3kmあります。

車があればどうとでもなる距離ですが、僕は一度泊まって満足したので、リピートすることはなさそうです。

チェックイン時には楽しみにしていた特製チョコチップクッキーがもらえます。

ダブルツリーbyヒルトンと言えば、おなじみですね。

とても美味しいので、あたたかいうちに食べてください。

部屋：ツインプレミアムルーム

今回宿泊したお部屋はツインプレミアムルームです。ダイヤモンド会員のためアップグレードしてもらいました。

プレミアムルームといっても高層階になるだけで、部屋のサイズはスイート以外一律30m2なので、眺めを気にしない人であればアップグレードの必要はないかもしれません。

実際に泊まった体感としては、狭すぎず広すぎずちょうどいいサイズでした。

週末や混みあっている時期はなかなかアップグレードがないこともありますが、空きがあればだいたいワンランクはアップしてもらえるので重宝しています。

広さを求めるならプレミアムルームを予約して、スイートルームへのアップグレードを狙うのがお得かもしれません。

ちなみに、客室のカテゴリーは以下の通りです。

タイプ	面積（m2）
ツインコンパクトルーム	18
ツインルーム	30
ツインデラックスルーム	30
ツインアクセシブルルーム	30
ツインプレミアムルーム	30
ツインプレミアムデラックスルーム	30
ファミリールーム　ツイン	50
和室スイート	60
デラックススイートツイン	60
ワンベッドルームスイート ツイン	120

それではお部屋の詳細を紹介します。

ベッドルーム

宿泊したツインプレミアムルームのお部屋。

赤を基調とした首里らしい色合いですね。

照明を落とすと、天井に文様が浮かび上がりました。

こういった照明は初めてだったので驚きました。沖縄らしさが出ていて良かったです。

部屋の広さは30㎡でちょうどいいサイズですが、スイートルームと比べるとやはり狭く感じます。

ヒルトンらしく、ベースのデザインはそれほど奇抜でありませんが、色や細かいところで、それぞれの地域の雰囲気をあらわすデザインが散りばめられています。

全国のヒルトンを泊まり比べて、その違いを観察してみるとおもしろいかもしれません。

バスルーム

バスルームは少し古いですが、きれいに清掃されていました。

ヒルトンの場合、ホテル内にサウナと大浴場がついていることが多いのですが、沖縄にはさすがにありません。

バスアメニティはヒルトンの定番、クラブツリー＆イヴリン。

バーベナの香りが爽やかで、男性にも女性にも好まれる香りです。

古さが気になる方は17階、18階はみずまわりがリノベーションされているので、そこを狙って予約するのがおすすめです。

朝食

ホテル宿泊の楽しみの1つが、ちょっと贅沢な美味しい朝食。

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里には、3つのレストランとバーがあります。

朝食は、4階にある「Grand Castle Café ＆Dining（グランドキャッスル カフェ＆ダイニング）」でビュッフェスタイル！

洋食、和食、沖縄料理と充実したメニューが揃い、美味しかったです。

ゴーヤと島豆腐のチャンプルー、タコライス、もずく、ジーマーミ豆腐、沖縄そば、サーターアンダギーなど、本場沖縄ならではのお料理が楽しめるのは嬉しいですね。

また、ダイヤモンド会員専用エリアが設けられており、特別感があります。

さらに、ヒルトンオナーズステータス専用のメニューもあって、本日のスープや島豚のチャーシューなどが選べました。

ここまではっきり特別扱いしてくれるホテルは多くないので、朝食に関しては那覇首里のサービスレベルは高いと感じました。

ゴールド会員以上向けの特典として、同伴者1名を含めた合計2名までの朝食が無料になります。

これだけ豪華な朝食が無料は本当に嬉しいです。2名で5,100円ですから、半額くらいで泊まったような感覚で大変お得でした。

これがダイヤモンド会員でいたい大きな理由のひとつです。

営業時間は平日6:30〜10:00（L.O.9:30）

ホテル施設とサービス

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城の施設について紹介します。

大型ホテルではないので充実した施設はなく、ガーデンプールだけで、ジムもありません。

ガーデンプール

那覇市内ホテルで最大級の屋外プールで、都会にいながらも南国リゾート気分を味わえます。

水深65センチのお子様用プールもあり、小さなお子様連れのファミリーでも安心して楽しめます。

営業期間は2023年4月1日（土）～10月31日（火）。

営業時間は下記の通りで、宿泊客は無料、ビジターは1,500円で利用できます。

コインランドリー

長期滞在に嬉しいコインランドリーが24時間完備。

沖縄旅行の場合、海やプールに入ったり、汗をかくことも多いので、コインランドリーがホテル内にあるのは助かります。

シェアサイクル

ホテルホテル正面玄関前に電動アシスト付きの自転車が設置されていて、レンタサイクルを利用できます。

僕が確認した時点では利用料金が12時間あたり1,800円、15分あたり100円でした。

ショップキャッスル

4階には、伝統工芸品や染め物、織物、琉球ガラス、泡盛や沖縄限定スナック菓子などの商品を取り揃えた「ショップキャッスル」があります。

荷物の全国発送もしてくれるので、安心してお買い物が楽しめます。

また、日焼け止めや熱さまシート、おむつも置いてあるので突然のトラブルにも対応できます。

すぐ歩いて行ける場所にコンビニがないので、助かります。

営業期間は7:30～22:00。

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城のエグゼクティブラウンジ

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城には、エグゼクティブラウンジはありません。

那覇首里城以外にもダブルツリーby ヒルトンへは何度か宿泊していますが、どこもラウンジはなく、代わりにホカホカのチョコチップクッキーのプレゼントをいただくことができます。

ラウンジの代わりに提供されるメニューはホテルによって異なり、ドリンクチケットだけのこともあればえ、リンクに加えてスナックがもらえたり、軽食がついていたこともあります。

那覇首里の場合は、ダイヤモンド会員としてのホテル独自サービスとして、4階の「Grand Castle Café ＆Dining（グランドキャッスル カフェ＆ダイニング）」で、「ハッピーアワー」の時間帯（14:00～18:00）にアルコールやソフトドリンクが飲み放題でした！

4時間も飲み放題というのはものすごいメリットですが、一番観光で出かけている時間帯なのが残念。

僕たちもちょうど間に合わなかったので、缶ビールをもらいました。

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城のエリート特典

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城のエリート特典を紹介します。

ゴールド会員の特典

ヒルトンゴールド会員だと以下のような特典を受けられます。

ダイヤモンド会員の特典

ヒルトンダイヤモンド会員だと以下のような特典を受けられます。

今回の滞在では、ハッピーアワー、お部屋のアップグレード、無料の朝食など様々な恩恵を受けました。

まとめ：ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城は首里城観光とファミリーに最適

滞在自体はそれなりに楽しめましたが、首里城以外の観光スポットにアクセスが微妙なこのホテルをわざわざ選ぶかというと、悩ましいというのが本音です。

車がなく、沖縄初心者なら旭橋のダブルツリー那覇がおすすめです。

那覇になく、那覇首里にある大きなメリットがあるとすれば市内最大級の屋外プールくらいでしょうか。

那覇はどちらかというとビジネスホテルの色合いが強いので、プールに入りたい人や子供がいる人は那覇首里の方がゆったり滞在できると思います。

子供向けサービスが充実しているのも大きなメリットですね。

またダイヤモンド会員なら、ハッピーアワーでドリンクが飲み放題だったり、朝食が無料になったりと特別感も味わえます。

以上、ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城の宿泊レビューでした。

ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城の基本情報

ホテル名	ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城
住所	沖縄県那覇市首里山川町１丁目１３２−１
電話番号	098-886-5454
アクセス	那覇空港から車で30分 ゆいレール「牧志駅」まで16分、「牧志駅」よりタクシーで約15分 125番の那覇バスで「山川バス停」まで約45分/下車後徒歩で約5分
客室数	333室
レストラン	グランドキャッスル カフェ＆ダイニング（オールデイダイニング） 舜天（中国料理） サンセットラウンジ 富士（日本料理） GRAB’n’GO Coffee & Deli（テイクアウトショップ）
クラブラウンジ	なし