【宿泊記】ヒルトン長崎のブログレビュー！ 朝食・ラウンジ・ダイヤモンド特典などまで紹介

ヒルトン長崎は長崎駅の西口すぐ目の前と絶好の立地にあり、長崎市を観光するにはもってこいの抜群の立地です。

残念ながら空港から少し距離はあるので、リムジンバスを使って約45分かかりますが、西九州新幹線も開通したので九州からのアクセスはさらによくなりました。

長崎はこれまでハウステンボスや、i+Land nagasakiなどに人気の宿が集中しており、僕がよく利用するような外資系のホテルはANAクラウンプラザくらいしかなかったので、ヒルトンができてとても嬉しいです。

地方の場合、ガーデンインやダブルツリーなどのカジュアルなカテゴリーでオープンすることとが多い印象でしたが、今回長崎に開業したのはヒルトングループを代表する「ヒルトン」ホテル。

その他の周辺ホテルと比べると料金は高いですが、このクオリティのホテルが今までなかったことを考えると、アリではないかと思いました。

ヒルトンのゴールドエリート会員以上であれば美味しい朝食やエグゼクティブラウンジまで無料で堪能できるのでお得度が高いホテルとしてもおすすめです！

何度も長崎に滞在している僕が、自信を持っておすすめできるヒルトン長崎の宿泊記をぜひお楽しみください。

ヒルトン長崎の宿泊レビュー

ヒルトン長崎は2021年11月に開業した、長崎県で2件目のヒルトングループのホテルです。

2022年9月に開業した西九州新幹線の長崎駅に直結する形になるように先行して建てられていて、大型MICE施設「出島メッセ長崎」にも隣接しています。

株式会社グラバーヒルが運営する同ホテルは、長崎での観光やビジネスの拠点としての大きな需要も見込まれ、これからが楽しみです。

エントランスを抜けると、そこに見えるのは、美しい木製の階段。日本らしい素晴らしいデザインで驚きました。

エントランスにもスタッフが沢山配置され、歓迎を受けます。

ロビーは2階。こちらもモダンな雰囲気でかっこいいデザイン。

コーヒー＆スイーツ「ディ･バート」ではとても美味しそうなケーキがディスプレイされていました。

チェックイン時には、ダイヤモンド特典として、長崎らしいカステラプリンのプレゼントがあり、なかなか美味しかったです。

部屋までのエレベーターも日本らしいこだわりのあるデザインでした。

部屋：エグゼクティブデラックスルーム

今回宿泊したお部屋はエグゼクティブデラックスルームです。ダイヤモンド会員のためアップグレードしてもらいました。

洗面が客室につながっている海外のような雰囲気の部屋で、とても広く感じます。

週末や混みあっている時期はなかなかアップグレードがないこともありますが、空きがあればだいたいワンランクはアップしてもらえるので重宝しています。

奥行きもかなりあり、リラックスできました。

ちなみに、客室のカテゴリーは以下の通りです。

タイプ	面積（m2）
デラックスルーム キング	31
デラックスルーム ツイン	31
デラックスルーム ダブルツイン	31
エグゼクティブデラックスルーム キング	36~40
エグゼクティブデラックスルーム ツイン	31
エグゼクティブデラックスルーム ダブルツイン	31
エグゼクティブデラックスルーム コーナールーム	36~38
プレジデンシャルスイート	97
プレミアムスイート	73
デラックススイート	63

それではお部屋の詳細を紹介します。

ベッドルーム

宿泊したエグゼクティブデラックスルーム。ベッドサイズはダブルで135cmもありゆったりしています。

BOSE社製ワイヤレススピーカー、ベッドボード上の扇のデザイン、波打つような絨毯も印象的でした。

キャスト機能を内蔵した55インチのハイビジョンテレビは、ベッドの目の前で楽しめます。

天井も美しいですね。

ベッドの隣で充電できます。

机も広々としていて仕事をするのにも便利でした。

新しいホテルはUSBがそのまま使えるところが便利です。

こちらの収納に、パジャマとバスローブが入っています。

クローゼットもかなり広く、長期滞在にも対応しています。

花粉の時期に嬉しい空気清浄機も完備で、至れり尽くせりです。

ヒルトンおなじみのネスプレッソとミネラルウォーター。

その他、引き出しにティーパック、インスタントコーヒーなどがあります。

冷蔵庫はからっぽでした。

バスルーム

バスルームはモダンな雰囲気。

ヒルトンの場合、ホテル内にサウナと大浴場がついているので、僕はそちらを利用しました。

宿泊者は、ジム、サウナが無料なので、サウナ好きには嬉しいです。

バスアメニティはヒルトンの定番、クラブツリー＆イヴリン。

バーベナの香りが爽やかで、男性にも女性にも好まれる香りです。

客室にも大量にタオルがありましたが、大浴場にも完備されていました。

朝食

ホテル宿泊の楽しみの1つが、ちょっと贅沢な美味しい朝食。

ヒルトン長崎の場合、通常の宿泊者は、2階のオールデイダイニングレストラン「ディ・バート」でブッフェスタイルでいただきます。

僕はダイヤモンド会員だったので、ラウンジの朝食、日本料理の「瓊鶴海」、「ディ・バート」のブッフェと3ヵ所も選択肢がありました。

せっかくなので、初日はブッフェを軽めに食べた後、ラウンジへ行き、翌日に日本料理を楽しみました。

ダイヤモンドだからということで、こんなに豊富なサービスがあるのも珍しく、ヒルトン長崎の朝食はかなり満足度が高かったです。

ちなみに、通常レストランとラウンジの朝食の場合、圧倒的にレストランのメニューが豊富で、ラウンジは簡易版ということが多いのですが、長崎の場合はそれぞれにしかないメニューもあり、両方楽しめるので、余裕があれば両方行ってみることをおすすめします。

ディ・バート

ディ・バートのメニューを見てみると、ブッフェ以外にコンチネンタルやヒルトンブレックファストなど様々なメニューが用意されていました。

僕はダイヤモンド特典でブッフェが無料なので、ブッフェをいただきます。

長崎の伝統的な食文化「和華蘭-わからん-」を取り入れながら、旬の素材を活かした料理が楽しめます。

特に嬉しいのは九州名物が食べられるところ。かまぼこや、明太子、長崎皿うどんも美味しかったです。

さすがのヒルトン、洋食メニューが豊富でエッグステーションもありました。

オープンキッチンのような洗練された雰囲気で、贅沢な気分を味わえるのがいいですね。

フルーツジュースもとても美味しく、さすがヒルトンという内容でした。

パンの種類は普通でした。子供が喜びそうなドーナッツがありました。

またゴールド会員以上向けの特典として、同伴者1名を含めた合計2名までの朝食が無料になります。

これだけ豪華な朝食が無料は本当に嬉しいです。2名で7,600円ですから、半額くらいで泊まったような感覚で大変お得でした。

これがダイヤモンド会員でいたい大きな理由のひとつです。

営業時間は7:00～10:00

瓊鶴海

大人の朝食ならブッフェよりも、ダイヤモンド会員限定の瓊鶴海でいただく和朝食がおすすめです。

かなり高級感があり、インテリアも素晴らしいです。

弁当形式で絶品朝食を楽しませていただきました。

特に鯛の漬け丼が気に入りました。朝から豪華なお刺身がいただけるのも日本の良さですね。

人数限定で、埋まってしまうと食べられないので、週末の場合は早めにチェックインするか、事前に電話をしておさえておいてもらうほうがいいかもしれません。

施設

ヒルトン長崎の館内施設について紹介します。

目立ったものはフィットネスと温浴施設くらいしかありませんが、そこまでの廊下が何とも言えず美しいので、利用がなくとも行ってみるのをおすすめします。

無限に続いていくような視覚効果があり、見ごたえがあります。

温浴施設

この先に、温浴施設とジムがあるのですが、ただの休憩所もこだわりを感じるデザインでした。

奥の凧のように見えるのは、まさに凧そのもので、長崎ではハタと呼ばれています。

長崎県の伝統工芸品の「長崎ハタ」を使ったアート作品は館内に全部で3つあるので、ぜひ探してみてくださいね。

温浴施設は、サウナが併設されていて、宿泊者専用です。

まだまだ新しいので、浴槽もサウナもとてもきれいで快適でした。

大浴場には、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備され、女性用にはスキンケアセットも置いてあります。

営業時間は7:00～11:00、17:00～22:00。

15才未満は、大人の同伴必要です。週末は少し混んでいるので早めの利用をおすすめします。

ジム

清潔感あるジムには、「Life Fitness（ライフ・フィットネス）」の最新機器が設置されており、16歳以上の宿泊客は、無料で利用できます。

24時間営業で、好きな時間に行くことができますが、トレーニングウェアなどのレンタル用品は用意されていないため、持参が必要です。

フィットネスセンターの利用は16歳以上。

ジムの設備は下記のとおり。

24時間利用可能は助かります。

ヒルトン長崎のエグゼクティブラウンジ

ヒルトンのラウンジは料理の品数も多いところが特徴なので、ラウンジを目当てにして宿泊する人も多いでしょう。

最上階のエグゼクティブラウンジへうかがいました。

スタッフは常駐しており、かなりてきぱきと運営されていました。

営業時間は6:30～21:00。

特にイブニングカクテルの時間が人気で混みあいます。

ティータイムの時間もフードやドリンクがしっかりと準備されていて、国内ヒルトンの中でも質の良いラウンジだと感じました。

ティータイム

チェックイン後、ティータイムの時間に行ってみました。

ソフトドリンクのコーナーにチーズやヨーグルトもあります。

スナックだけでなく、オードブルもあり、小さなケーキも美味しくいただきました。

席からの眺めもよく、最高ですね！

ヒルトンダイヤモンドならこんな景色を見ながらいただくスイーツやコーヒーが無料。

チェックイン後からすぐに楽しめるラウンジの時間はホッと一息つける時間です。

イブニングカクテル

夕方になるとワインやカクテルが楽しめるイブニングカクテル。

アルコールとフードは食べ放題、飲み放題なので、さすがにこの時間は混んでいました。

満席で一度部屋に戻っている人もいたので、時間に余裕を持っておいた方がいいですね。

料理は長崎ということもあってか、中華が印象的でした。

グラタンや、カレーもあるので、小食の人なら十分食事代わりになります。

最近どこのラウンジも内容が悪くなっていて、それほど期待できなくなっていたので、長崎のクオリティは嬉しかったです。

首都圏や関西と比べるとまだまだ空いているのでゆったりとすごすことができました。

締めにティータイムにも出ていたケーキを食べました。

朝食

朝食はブッフェで食べてお腹が空いていなかったので、ダイヤモンドメンバーでもらえるクッキーと、カステラをいただきました。

やはりレストランと比べると品数はかなり少ないです。

ラウンジだけで食べられるものとしては、さきほどのカステラと、角煮があります。

バンズもあるので、そのまま食べることも、角煮まんをつくることもできる楽しい仕掛けがありました。

ヒルトン長崎のエリート特典

ヒルトン長崎のエリート特典を紹介します。

ゴールド会員の特典

ヒルトンゴールド会員だと以下のような特典を受けられます。

ダイヤモンド会員の特典

ヒルトンダイヤモンド会員だと以下のような特典を受けられます。

今回の滞在では、ウェルカムギフトとラウンジ、お部屋のアップグレード、無料の朝食など様々な恩恵を受けました。

まとめ：ヒルトン長崎は市内のベストホテル

長崎にはまだまだ外資系ホテルはほとんどないので、現時点でヒルトン長崎がベストホテルと言えるかもしれません。

駅はもちろんのこと、バス停も近いので、どこへ行くにも大変便利でアクセスも抜群です。

まだ新しいホテルということもあり、フロントから客室まできれいでとても雰囲気がよいので、特にダイヤモンド会員におすすめできます。

以上、ヒルトン長崎の宿泊レビューでした。

基本情報

ホテル名	ヒルトン長崎
住所	長崎県長崎市尾上町4-2
電話番号	0958295111
アクセス	長崎駅西口を出てすぐ
客室数	200
レストラン	オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」 チャイニーズレストラン「福海楼（ふくかいろう）」 日本料理「瓊鶴海（たまつるみ）」 ラウンジ＆バー「セブンシーズ」 コーヒー＆スイーツ「ディ・バート」
クラブラウンジ	あり